【和牛ネタ書き起こし】おはスタ漫才『鶴の恩返し』【漫才コントまとめ】

どーもーーーー。どーも、えー和牛です～、よろしくお願いしまーす。

ま、あの～子供の時なんかはね～、

寝る前にいろんな昔話を読んでもらったじゃないですか～？

そうそう。ま、有名なんで言うたらあの『鶴の恩返し』とかね～。

懐かしいよ～。

やってみんの？

おじいさん？じゃ、僕があの助けてもらった鶴で、若い娘に姿を変えて、そのおじいさんの家に行きますね。

そっからスタート。

トントン！（※戸を叩く）

夜更けにすいません、道に迷ってしまって。

ありがとうございます。

なんで知ってんねん！オイ。

全部言うてもうたらアカンねや、お前。

鍵も付けときました、段取りわかり過ぎ。

まずはなんにも知らんと中へ招き入れて

ご飯を食べさしてくれたりすんの。

うわ、鍋いただきますぅ。

ぶーーーっ！（※吹き出す）

待て待て待て待て待てぇ。共食いなったやないかい！

こんなグロテスクなシーンないです、別のもんいただくわ。

で、食べ終わったら鶴の娘さんが言うんですよね。おじいさん、

今日は泊めていただいたお礼に、機を織ります。

はい。

手先って言うてくれるかなあ？

正確にって、手羽先って気付いとるやないかーい。

気付くのこのあとね。

機を織ってる間～、決して覗かないでくださいね。

スーッ。（※戸を閉める）

文句聞こえた～。閉め際にいや～な一言聞こえたよ？おじいさん。

機織るんで覗かないでください。ファサッ。（※機織り機に向かって仕事を始める）

パタパタ。（※機織り機を動かす音）

パタパタ。パタパタ。

どこがちょっとだけやねん？それぇ。

ケモノ臭いなんか言わへんねん、お前。誰がそんなガラガラって扉全開にしちゃうの？こっそりやろ～？

開けても隙間くらいのもんで

音を立てたらアカンねん。

こんな感じや。スーッ。（※戸を少しだけ開ける）

こういう感じ。

そうそうそうそう。

そっち開けたらアカンやないか！

換気したい、いつまで臭いって言うてんねん！見たな？

ほな見てしまったことを伝えて来て。

隠していてすいません。これは私の羽を織り込んだ機です。きっと高く売れるでしょう。

ダメ出ししてくんなや！なんでお願いしますやねん！立派な機です、ありがたくもらっといて。

ではおじいさん、お別れです。

ファサッ。（※羽を広げ空へ飛び立つ）今までありがとうございました～。

なんでジジィも飛んでるぅ！？もうえぇわぁ。ありがとうございましたー。