【和牛ネタ書き起こし】ボウリング場【漫才コントまとめ】

お願いしま～す。ね～。

聞いてぇや。

この前ボーリング行ったんやんか？

ほんならな～、

そこに働いてるおねえさん、一人めっちゃ可愛くて、

一目惚れしてもうてん。

ん～。竹内結子と、

堀北真希を足して２で割ったような感じ。

ん。最初宮沢りえかと思たもんねぇ。

ソックリやったよ？

むちゃくちゃべっぴん。

ん。だから今度もっかい行こう思て。

今度は一人で。

その方が、気付いてもらいやすいやん？目立つから～。

だから俺も付けて行くよ、プロテクター。

７０ぐらい。

うん。

足ケガしたフリして行くわ。「はぁっ…、はぁっ…！（※ボウルを持ち片足を引きずりながらゆっくり移動する）

ぅやっ。

ほな、おねえさん心配して来ると思うねん。

無理しない方が…（※うつむき加減で物静かに言う）

うん。

そこでお前来て欲しいねん。現れて欲しい。

川西登場。

だから全然、別の客の体（てい）で。

全然知らん人でパッと駆け寄って来て～、「あっ！プロボウラーの、水田さんやぁ！」

「あのー、伝説のハイスコア５７０を叩き出した、プロボウラーの水田さんやぁ！」

だから伝説やねん！

「あの時は～、勢いよくストライクを取るために～、はじかれたピンが隣のレーンまで飛んでってそこのピンも倒してそれでカウントされました。」って。

優勝でした！

で、俺～ストイックなとこ見したいから、どんどん練習続けるから。

ほんでたまにスプリットとか出るやん？

そう。そん時俺、ボウルをこうやって構えるから～、（※右手を後ろに高く挙げる）お前そこで「あの構えはまさか～ッ！？」って言うて欲しいねん。

「水田さんの必殺の、フライングイーグルスローやぁ！！！」って。

ウヮ～ッ！（※ボウルを後ろに振り上げる）アァ～ッ！（※痛みが走った足を押さえて崩れ落ちる）

なぜこんな大事な時期に～！

動けよ～！俺の右足～！動け動け！動け動け！動け～！動け～！動け～！

そしたらおねえさんが心配して「やめて～ッ！」（※後ろから抱きつかれる様子を表現する）

「こんな身体の人に、これ以上うちでボウリングさせるワケにはいきません！」、、、「いいっスよ。だったら、ほかのボウリング場に行くだけっスから。」（※足を引きずりながら歩き出す）

ガシャン、パン！（※シューズを脱ぎ返却ボックスに入れる）

はぁ～っ…。「追い掛けなくていいんスかぁ？」

「あんな身体の水田さんにこれ以上ボウリングさせていいんスかぁ？、、、いいんスかぁ！」（※ポケットに両手を突っ込んだまま膝を落としてのけ反る）「待って！」「、、、。」「お願い、もうやめて。」（※おねえさんが両手で水田の片腕を掴む）「私、水田さんの身体をこんな風にしたボウリングが憎い！だからお願い、もうやめて！もう二度とボウリングなんてしないで！おねがい、やめてぇ～ッ！」「、、、やめるよ。」

「君のためにやめる、もう遊びでも二度としない。」

「たぶん遊びでやってももう７０ぐらいしか出ないだろう。」

「ホントにやめてくれるんですか？」「あぁ、君のためにやめるよ。」「嬉しい！」（※後ろに下がり両手をポケットに突っ込む）「水田さん今度は～、恋愛の方でストライク、取っちまったみたいだな！」（※勢いよく身をひるがえしたあと首をすくめてぴょこぴょこ歩く）

「ねぇ、今から君というピンに、僕のフライングイーグルキッスを決めてもいいかな？」「、、、私というピンに？嬉しい！」（※両腕を上げ頭上で輪にする）

「私倒れちゃうかも？」、、、みたいな！